運転時間が長いロボット掃除機はバッテリー寿命も長い
ロボット掃除機は内蔵されたバッテリーに充電された電気で動きます
そのため、バッテリーが弱ったり・劣化したりすると充電してもすぐに電気が無くなりロボット掃除機が動く時間も短くなり
そうなると掃除が終わってもないのに、止まったりしてしまいます
止まるだけでなく、ロボット掃除機の吸引力も落ちます
懐中電灯もそうですが、電池が無くなってくると明かりも弱くなってきますよね?
ロボット掃除機も充電が少なくなってくるとパワーが落ちてゴミをしっかり吸い込む事ができなくなってしまい、さらに、充電が無くなるスピードも早いので、自動充電する場所に戻る前に止まる・・・
バッテリーが劣化すればするほど、運転時間も短くなり吸引力も落ちてしまう。。。
このような悪循環に陥ってしまいます
バッテリーが劣化すると出て来る症状
- 運転時間が短くなる
- バッテリーの充電がすぐ無くなる
- ダニやゴミを吸い取る力が弱くなる
- 移動する力が弱くなるので段差やカーペットで止まる
- 自動充電場所に行く前に途中で止まる
- 新しいバッテリーに交換する費用がかかる
バッテリーが劣化すると上記のような事に悩まされます
バッテリーが長持ちする、ロボット掃除機はあるのか?
バッテリーの寿命が長く劣化が少ないロボット掃除機はあります!
そのロボット掃除機を見分けるためには、バッテリーに少し詳しくなる必要がありますね
そうじゃないと、選ぶ時に「なんとなく選んでしまう」原因になるからです、ですので、バッテリーの違いを勉強しましょう
バッテリーがすぐ駄目になるバッテリーと、長持ちするバッテリーの違いはココをチェック!
今現在、ロボット掃除機に使われているバッテリーは2種類
- ニッケル水素電池
- リチウムイオン電池
昔から色々な所に使われているニッケル水素電池は、充電が必要な家電に多く使われているバッテリーになります
なぜなら、値段が安いから・・・
値段が安いという事は、バッテリーの性能が弱いんですよね
ニッケル水素電池が使われているのは
昔の携帯電話、スマートフォン、ノートパソコン、タブレット、乾電池等
私達の生活の色々な所で使われているので、へ~そうなんだという感じですね
安いバッテリーを使えば、それだけ、スマートフォンやノートパソコンが安く買えますので、「下位モデル」に使われます
安くするって事はそれだけ使っている部品の性能を落とすって事はなんとなく理解できますよね
値段の高い「上位モデル」は、バッテリーの性能が良いリチウムイオン電池が使われるのが一般的
なんでもそうですが、安いのは安い理由、高いのは高い理由があるんです
ここで、ニッケル水素とリチウムイオンのメリット・デメリットを紹介
ニッケル水素電池のメリット・デメリット
メリット
- リチウムイオン電池より、値段が安い
デメリット
- リチウムイオン電池より、早く電気が無くなる
- 使ってもいないのに買ってに電気が減ってしまう
- 電圧がすぐに下がってしまいパワーが弱くなる
ニッケル水素電池はこのようなメリット・デメリットがあります
次は、リチウムイオン電池を見てみましょう
リチウムイオンのメリット・デメリット
メリット
- ニッケル水素電池より、バッテリーが長持ち
- 自己放電が少ないので、使わない時はバッテリーが減らない
- サイスが小型なのに、それ以上の電気を溜める事ができる
- 電圧が下がらないので、吸引力が落ちない
- バッテリー寿命が長い
デメリット
- リチウムイオン電池と比べて、値段が高い
このような、メリット・デメリットがあります
また、リチウムイオン電池を最初に作ったのが日本人なんですよ
このように、2つのバッテリーのメリット・デメリットを見てどう感じましたか?
リチウムイオン電池のデメリットは1つだけなんですが、ニッケル水素電池に比べて値段が高いんですよね
値段が高いですが、充電が凄く長持ち!
なぜなら、ニッケル水素電池と比べて自己放電が非常に少ないので電池の減りが少なくなります
簡単に説明すると
- ニッケル水素電池は、充電満タン(100%)にしても1週間経つと80%まで減りますが
- リチウムイオン電池は、充電満タン(100%)にしても1週間経っても100%のまま
自己放電が少ないので、このような違いが出る
もちろん、バッテリーが劣化すれば、もっと充電が無くなるスピードが早くなり、使ってもいないのに1週間で充電が50%まで減る事も・・・
古いスマートフォンぐらいすぐにバッテリーが無くなります(笑)
また、リチウムイオン電池は寿命が長いのでロボット掃除機が長持ちしますよ
それだけでなく、サイズもコンパクト!
リチウムイオン電池はサイズは小さいのに、大容量の電気を貯める事ができますからね
ニッケル水素電池のように勝手に電圧が下がらないので、パワーが落ちないですから吸引力も弱くならない!
そのため、「上位モデル」のロボット掃除機には、リチウムイオン電池が使われます
運転時間が長いロボット掃除機を選ぶ時は、リチウムイオン電池を選ぼう!
ここまで読んでもらえれば、運転時間が長いロボット掃除機を探しているのであれば、リチウムイオン電池のバッテリーを内蔵している物を選ぶのが一番
ただ、リチウムイオン電池は値段が高いので、「上位モデル」のロボット掃除機に搭載されていて、値段の安い「下位モデル」にはニッケル水素電池が使われています
値段が安い方に惹かれてしまいますが、将来の事を考えるとリチウムイオン電池のロボット掃除機を選ぶのが良いでしょう
なぜなら、バッテリー交換があるからです
交換頻度が高いと、メーカーに送る手間が増えます・・・
ロボット掃除機はバッテリーに充電した電気で動きますから、バッテリーが劣化すると「まとにも動きません」
そうなると、バッテリー交換になりますが、その費用や手間を考えると最初から、寿命が長いリチウムイオン電池にしたほうがコスパは良いです
ニッケル水素電池 | 寿命が短いので、バッテリー交換の頻度が多くなる |
---|---|
リチウムイオン電池 | 寿命が長いので、バッテリー交換の頻度は少ない |
リチウムイオン電池は大容量の電気を溜める事ができるので、運転時間は長く、バッテリーの寿命が長いのでオススメです
実際に運転時間を見てみましょう
運転時間
機種名 | 運転時間 | バッテリー種類 |
ルンバ | 最大:120分
(機種による) |
リチウムイオン電池 |
---|---|---|
ダイソン | 最大:75分 | リチウムイオン電池 |
ココロボ | 最大:100分
(機種による) |
リチウムイオン電池 |
ルーロ | 最大:100分
(機種による) |
リチウムイオン電池 |
マキタ ロボプロ | 最大:4時間
(バッテリー2個同時使用) |
リチウムイオン電池 |
ILIFE | 最大:160分
(機種による) |
リチウムイオン電池 |
DEEBOT | 最大:150分
(機種による) |
リチウムイオン電池 |
ツカモトエイム ミニネオ | 最大:50分 | ニッケル水素電池 |
日立ミニマル | 最大:60分 | リチウムイオン電池 |
トルネオロボ | 最大:70分
(機種による) |
リチウムイオン電池 |
同じリチウムイオン電池でも、運転時間が長かったり、短かったりしますね
その理由は、容量の問題ですね
機種によって使っているリチウムイオン電池の大きさが違うので運転時間にも差が出てきます
大きければそれだけ多くの電気を溜める事ができますから
後は、吸収力などに電気を多く使うかどうかですね、それによっても運転時間が変わります
それでは、リチウムイオン電池を搭載して、なおかつ、自分でバッテリー交換が出来る機種を紹介します
自分でバッテリー交換が出来る、ロボット掃除機を紹介
ロボット掃除機の電池の種類とバッテリー交換を比較してみました
ルンバ(全ての機種) | リチウムイオン電池 | 自分で交換できる |
---|---|---|
ダイソン360 | リチウムイオン電池 | 自分で交換できる |
・RX-V95A |
リチウムイオン電池 | 自分で交換できる |
ルーロ(全ての機種) | リチウムイオン電池 | 自分で交換できる |
マキタ ロボプロ | リチウムイオン電池 | 自分で交換できる |
ILIFE(全ての機種) | リチウムイオン電池 | 自分で交換できる |
・R98 |
リチウムイオン電池 | 自分で交換出来ない
2019年4月から交換用のバッテリーは販売終了になりました |
ツカモトエイム ミニネオ | ニッケル水素電池 | 自分で交換できる |
日立ミニマル | リチウムイオン電池 | 自分で交換出来ない |
東芝トルネオロボ | リチウムイオン電池 | 自分で交換出来ない |
多くがリチウムイオン電池で、しかも、自分でバッテリーを交換できる機種が多いですね
自分でバッテリーを交換できれば、劣化した時に通販でバッテリーを購入して簡単に交換できますよ
メーカーに送る手間が無いので、長く使う事ができます
多くの人は、メーカーに送る手間が面倒くさくて劣化したバッテリーのまま使っているケースが多いですから
自分でバッテリー交換なんて出来るの?難しくない?
機械が苦手な女性だと自分で交換出来るか心配する人もいると思いますのでバッテリー交換している動画を見てください
どうです?意外と簡単にバッテリーを自分で交換する事ができますね
他の機種も、同じように交換するので安心してください
バッテリーの寿命はどのくらい?
実際、どのくらい持つのか?
バッテリー寿命を調べました
機種名 | バッテリー寿命 | バッテリー名 |
ルンバ |
・リチウムイオン電池は:3年以上
(メーカーに確認済み) |
リチウムイオン電池 |
---|---|---|
ダイソン360 |
・不明
おそらく、ダイソンコードレス掃除機と同じバッテリーを使っていると思うので、1日1回充電して約2年の寿命だと思います |
リチウムイオン電池 |
ココロボ | 1日1回充電して約3年の寿命 | リチウムイオン電池 |
ルーロ | 1日1回充電して約4年の寿命 | リチウムイオン電池 |
マキタ ロボプロ | ・不明 | リチウムイオン電池 |
ILIFE |
・不明
他のサイトには2年と書かれていましたが、メーカーサイトを確認しても見つかりませんでした |
リチウムイオン電池 |
DEEBOT | ・不明 | リチウムイオン電池 |
ツカモトエイム ミニネオ | ・不明 | ニッケル水素電池 |
日立ミニマル | 1日1回充電して約3年の寿命 | リチウムイオン電池 |
トルネオロボ | 1日1回充電して約3年の寿命 | リチウムイオン電池 |
このように同じリチウムイオン電池を使っても、バッテリー寿命に違いがあります
バッテリー寿命が長ければ、バッテリーを新しく買う費用を節約できますよ
バッテリーの値段は機種によっても違いますが、1万円前後ですね
この事を参考に選んでください
自動再開の機能が便利!
ここまで、運転時間、バッテリーの種類や交換に関する情報を書いてきましたが
結局は、長く多くの部屋を掃除して欲しいから運転時間を気にしているんですよね?
そうであれば、便利な機能があります
それが、自動再開です
自動再開とは?
自動再開とは、掃除を中断した場所から掃除を始める機能です
例えて説明すると
- A部屋の掃除が終わった頃にバッテリーが切れて自動で充電
- 充電が終わったら自動で、B部屋の掃除を開始する
自動再開がある事で掃除の途中でバッテリーが切れたとしても、自動で充電して自動で掃除を再開するので最後までやり切る事ができる!
基本的に、自動再開がある機種は、自動充電の機能もありますので安心してください
そのため、広い部屋・部屋数が多い場合は自動再開があるロボット掃除機を選んだ方がいいでしょう
機種名 | 自動再開 | 自動充電 |
ルンバ | ある(機種による) | ある |
---|---|---|
ダイソン | ある | ある |
ココロボ | 無い | ある |
ルーロ | ある(機種による) | ある |
マキタ ロボプロ | 無い | 無い |
ILIFE | 無い | ある |
DEEBOT | ある(機種による) | ある |
ツカモトエイム ミニネオ | 無い | 無い |
日立ミニマル | 無い | ある |
トルネオロボ | 無い | ある |
こうして比較すると、自動再開が出来る機種は少ないですね
自動再開がある機種を選べばバッテリーや運転時間を気にしなくても良いので楽です
自動再開がある機種を紹介します
自動再開がある、ルンバ
自動再開がある、ダイソン
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自動再開がある、ルーロ
自動再開がある、DEEBOT
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